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花粉症の方必見!|薬局で買えるアレグラとアレジオンの違いって?【薬剤師解説】

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2025/6/13
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アレグラとアレジオンといえば、花粉症の方にはお馴染みの薬名ではないでしょうか。

花粉症シーズンに鼻炎などのアレルギー症状をおさえる代表的な薬として、処方されるのがアレグラとアレジオンです。どちらも医療用の薬として処方されるものですが、同じ成分の薬が市販でも販売されており、処方せんが無くても購入することが可能です。

今回は、花粉症シーズンに服用されている方も多いアレグラとアレジオンの作用や効果、副作用の違いなどについて説明します。

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アレグラとアレジオンの作用の違い


薬剤師

竹中 孝行さんのコメント

アレグラとアレジオンには、作用の違いがあるのか気になる方も多いでしょう。
はじめに、アレグラとアレジオンの作用の違いについて解説します。

アレグラの作用

アレグラの成分名は、フェキソフェナジンとなります。「抗ヒスタミン薬」とよばれるタイプのアレルギー症状を抑える薬に分類されます。

アレルギーの原因となる体内物質であるヒスタミンの作用を抑えることで、アレルギー症状を改善します。抗ヒスタミン薬の中でも、第2世代とよばれる比較的新しいタイプの薬で、従来の抗ヒスタミン薬で多くあった副作用、口の乾きや排尿障害、又、眠気症状などが少ないとされています。

飲み方は1日2回の服用になり、年齢によって服用量は変わります。

アレジオンの作用

アレジオンの成分名は、エピナスチン塩酸塩となります。アレグラと同様に「抗ヒスタミン薬」であり、第2世代とよばれる比較的新しいタイプの薬になります。

こちらも副作用が少ないとされており、作用や効果については、実はアレグラとほとんど差はないとされています。人によっては、眠気症状がアレジオンのほうが少し出やすいと言われる場合もありますが、作用・副作用は個人差がおおきく、一概には言えません。

飲み方は1日1回の服用になり、年齢によって服用量は変わります。眠気などの副作用から、就寝前に服用することが一般的です。

アレグラとアレジオンの作用の違いまとめ

・アレグラとアレジオンは同じ第2世代抗ヒスタミン薬。作用についてほとんど差がない。
・アレグラは1日2回朝・夕、アレジオンは1日1回と飲み方が違う。
・作用や副作用には個人差がある。


アレグラとアレジオンの市販薬の違い

薬剤師 竹中 孝行さん厳選

次に市販薬のアレグラとアレジオンの違いについてまとめます。主な違いは服用量です。

薬剤師の画像

薬剤師 竹中 孝行さん 厳選

アレグラとアレジオンを比較



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市販薬のアレグラ

 

医療用のアレグラには60mgと30mgがあり、通常、成人は1回60mgを服用します。市販薬である「アレグラFX」の成分は、フェキソフェナジン塩酸塩を60mg含んでおり、医療用のアレグラ60mg錠と同じになります。

成分量だけではなく、錠剤の大きさ、剤型、添加物も同じです。外観を区別できるよう、錠剤の刻印が違っています。

 

 

市販薬のアレジオン

 

医療用のアレジオンには、20mgと10mgの規格があり、通常、成人は、症状によって10-20mgを調整して服用します。

市販薬では今まで、エピナスチン塩酸塩10mgを含む「アレジオン10」しかなかったのですが、先日2015年末に20mgの規格の「アレジオン20」が発売され、医療用のアレジオン20mg錠と同じものを購入することができるようになりました。

一方で、市販薬で10mgの規格があるため、副作用症状が心配な場合、量が少なめなアレジオン10を服用するという選択が可能です。

アレグラとアレジオンの市販薬の違いまとめ

・アレグラFXはフェキソフェナジン塩酸塩60mgを含み、医療用のアレグラ60mg錠と同じ用量
・アレグラFXジュニアはフェキソフェナジン塩酸塩30mgを含み、子どもの鼻炎に使用可能
・市販薬のアレジオンには20mgと10mgの規格があり、症状に応じて調整して服用



アレグラとアレジオンに共通する注意点


アレグラとアレジオンはどちらも抗ヒスタミン薬に分類される薬であり、服用にあたって共通する注意点があります。

アレグラとアレジオンの副作用

アレグラ、アレジオンともに第2世代とよばれる抗ヒスタミン薬であり、眠気などの副作用が従来の薬より出にくいとされていますが、個人差があり、下記の副作用症状がでる可能性があります。

・口の渇き
・眠気
・便秘
・下痢
・頭痛

ここで挙げているものは一例ですので、いつもと違うような気になる症状が出た場合は、医師や薬剤師に早めに相談するようにしましょう。

アレグラやアレジオンを服用できる年齢

市販薬では、アレグラ、アレジオンともに15歳未満のお子さんは服用することができませんので、勝手な判断で服用せず、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

他の抗ヒスタミン剤が含まれる薬と、アレグラやアレジオンの飲み合わせ

また「抗ヒスタミン薬」は、市販で販売している薬もありますので、飲み合わせに注意が必要です。また、風邪薬の成分をよく見てみると、抗ヒスタミン薬が含まれていることもありますので注意しましょう。
市販の風邪薬に含まれている抗ヒスタミン剤の成分例
・マレイン酸クロルフェニラミン
・フマル酸クレマスチン
・マレイン酸カルビノキサミン
・塩酸ジフェンヒドラミン
・塩酸ジフェニルピラリン
・フマル酸ケトチフェン
・メキタジン
       など

上記の成分と重複してしまうと副作用のリスクが高まりますので、購入時には上記の成分が含まれていないかを確認し、飲み合わせに注意しましょう。

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アレグラやアレジオンを服用しても症状が改善しない場合

1週間ぐらい服用しても症状が良くならない、もしくは悪化している場合は服用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。

また症状の改善がみられている場合でも、長期で服用する際には医師や薬剤師、登録販売者と相談するようにしましょう。


『アレグラ』『アレジオン』に関するQ&A


『アレグラ』『アレジオン』に関するQ&A

最後にアレグラとアレジオンに関する質問に対して、回答します。鼻炎症状で悩んでいる方やアレグラとアレジオンの服用を検討している方は参考にしてください。

アレグラやアレジオンどちらの方が強いですか?
アレグラとアレジオンには、効果の強さには大きな差はないと言われています。しかし、これらは薬の構造が異なるため、人によって効き方に違いが現れることがあります。
アレグラは「ピペリジン骨格」、アレジオンは「三環系骨格」という異なるタイプの成分構造を持っています。同じ抗ヒスタミン薬でも、体質によって「アレグラの方が効きやすい」「アレジオンの方が合っている」と感じることがあるのは、この構造の違いが関係している可能性があります。
そのため、今使っている薬の効き目があまり実感できない場合、違うタイプの薬に切り替えることで症状が改善することがあるかもしれません。
アレグラやアレジオンそれぞれどんな人におすすめ?
アレグラは1日2回の服用が必要な薬です。朝と夕に飲むことで効果を安定させやすく、日中の症状が強い時間帯にも対応しやすいのが特徴です。また、眠気が出にくいため、仕事や勉強に影響を与えたくない人にも向いています。
一方、アレジオンは1日1回の服用で済むため、飲み忘れを防ぎたい人や、1日に何度も薬を飲むのが面倒な人におすすめです。特に、寝る前に飲むだけで翌日も効果が続くため、朝の服用を忘れがちな人に適しています。
アレグラやアレジオンを併用してもいいですか?
アレグラとアレジオンは同じ抗ヒスタミン薬のため、基本的に併用できません。あまり効果を感じられないからといって、自己判断での併用は控えましょう。症状がなかなか治まらない場合には、医療機関に相談することをおすすめします。

おわりに


まとめ

アレグラとアレジオンの作用や効果・副作用の違いについて参考になりましたでしょうか?

効果や副作用には個人差があり、アレグラがよく効いて眠気がでない、という方もいれば、アレジオンの方が眠気なく、よく効くという患者さんもいらっしゃいます。実際に服用してみて、ご自分でどちらの薬が自分に合っているかなど、薬剤師の方と相談しながら選んでいただくと良いでしょう。

※掲載内容は執筆時点での情報です。

  • 竹中 孝行 薬剤師

    執筆・監修者

    薬剤師。外資系製薬会社に勤務後、保険薬局勤務を経て、2012年株式会社バンブーを設立。薬局、介護、美容事業を運営。 一般の方に薬局・薬剤師のことをより知ってもらうことを目的に、2016年一般社団法人薬局支援協会を...

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